2008年2月29日金曜日

工学部でWoS/Endnote Webインターネット講習会を実施しました(中央図書館)



附属図書館ではトムソンサイエンティフィック社と協力して、同社製品であるWeb of Science/Endnote Webのネット講習会モニターを実施しております。 今回、第一号のモニターとして、岡山大学大学院自然科学研究科(工学系)の高井研究室のご支援を得て、同研究室の教員、大学院生を対象に約1時間程度の講習会を行いましたのでその概要についてレポートいたします。これらの改善点を少しでも解決するため、岡山大学附属図書館では大学院生以上のより高度な研究や学習を行っている学内ユーザ(研究室、研究グループ)を対象として、Web of Scienceで有名なThomson Scientific社との協力関係のもとインターネットを活用した学術情報遠隔講習会を実施することとした。同社では世界中の主要都市に拠点を置き、社内会議としてWebEXシステム*1を導入している。今回は、このシステムを遠隔トレーニングへと応用活用したものである。WebEXでは通信上のすべての情報が暗号化され、安全にメッセージ交換を行うことができる。

 本学第一回目のWebEXモニターは、岡山大学大学院自然科学研究科(工学系)・高井研究室(有機金属化学,有機合成化学)のご協力のもと、平成20年2月29日(金)14:00から15:00でWebEXを活用したWeb of Science + Endnote Web講習会のモニターを行った。今回のモニターでは、事前に高井先生からThomson Scientific 社講師に講習テーマや内容についてリクエストをしていただき、同研究室の専門分野である有機金属化学におけるWeb of Scienceの検索および検索結果の分析法(画面の見方)、Endnote Webの機能紹介についてリテラシーを行った。参加は同研究室の院生以上6名で行った。参加者からは、「図書館での講習会に参加するケースに比べて、自分に密接に関連した内容で講習ができるので理解しやすかった。」「最初の接続で参加方法がわからず戸惑ってしまった。簡単なマニュアルがほしい。」「接続がうまくいくようになれば、学内複数個所でも同時講習もできると思った。」などの意見が寄せられた。また、Thomson Scientific社講師からは「それぞれの研究者や大学院生の研究テーマにマッチした高度な講習を通じて、研究者との対話がはかれるので指導する側としても新鮮である。」の意見が寄せられた。