2008年6月18日水曜日

新聞の探し方講習会を実施しました(中央図書館)

 岡山大学附属図書館は6月17日(火曜日)14:30-15:30で新聞講習会を実施しました。今回の参加人数は1名(社会文化科学研究科)でしたが、熱心に「新聞資料の特徴」や「岡山大学附属図書館で新聞記事を探すための資料やツール(冊子、データベース)」などの話を聞いてもらいました。講習会では「新聞記事の特徴」「新聞記事検索のためのツール(冊子、データベース)」「聞蔵(朝日新聞記事データベース)のデモ」を紹介したあと、実際に図書館内で新聞(原紙・縮刷版)や新聞記事をまとめた記事索引やニュース事典などを置いてある書架に行って説明をしました。また新聞については、岡山大学附属図書館内だけでは直接入手できる記事情報に限度があるので、岡山県立図書館の新聞収蔵状況についても情報提供を行った。

※新聞記事について
 新聞記事は取材をもとにして記事が作成されており、その時代や社会の出来事や背景を知るための有用な情報源といえます。ところが具体的に自分の探しているテーマで記事を探そうとすると、具体的にどのようにすればよいのか戸惑ってしまいます。岡山大学附属図書館では、全国紙(朝日、毎日、読売、日経、産経)と地方紙(山陽朝刊/夕刊、岡山日日、中国)の原紙を現在購読しており、古いものは原紙では全国紙3年/地方紙10年間保存をして、期間をすぎると破棄しています。そこで活躍するのが新聞紙面を年月単位に冊子にした縮刷版となります。例えば、岡山大学附属図書館には朝日新聞の縮刷版は昭和17年(1942)まで、それ以前は大阪朝日新聞の縮刷版として昭和3年(1928)から昭和16年(1941)を所蔵しています。その他の全国紙や英字新聞「Japan Times」についても縮刷版を所蔵しています。このほか朝日新聞記事データベース「聞蔵II」を学内であれば1945年まで遡って、キーワード検索と記事入手ができます。

0 件のコメント: