2008年6月7日土曜日

春のCINAHL講習会を実施しました(鹿田分館)

 岡山大学附属図書館は看護系文献データベース『CINAHL』の利用講習会を鹿田分館で実施しました。今回は、同データベースのプラットフォームとして昨年度まで使用していたOvid検索システムが利用できなくなったこともあり、新しい検索システムのEBSCO社から講師を迎えて、基本機能について説明を受けました。看護学や保健学分野の研究を行う院生や教員にとっては、研究対象にアプローチするための基本的な文献情報を収集ツールとして有用なデータベースであります。講習会には、大学院保健学科研究科の学生を中心に10名の参加があり熱心にメモをとりながら、また情報実習室のパソコンで自分でも検索機能を確認しながら習得していました。アンケートを見ると役立ったの意見が目立つが、個別質問として講習後に「CINAHLとPubmedの収録範囲の違い」などについて質問を受けた。共に生命科学分野のコアな文献データベースであるが、純粋に個々のデータベースの収録内容は重ならない旨を回答した。しばらく、今回の講習会を糧にして数か月してから秋には利用者からの質問会形式で進めたいと考えている。