2008年5月26日月曜日

薬学部でWoS/Endnote Webインターネット講習会を実施しました(中央図書館)


第3回目の附属図書館とトムソンロイター社によるインターネット講習会を平成20年5月26日 薬学部小会議室で実施しました。今回は薬学部・医薬分子設計学の佐々木健二教授および同研究室の大学院生3名(留学生1名)に行いました。佐々木先生からは同研究室の大学院生を対象にWeb of Science/Endnote Webインターネット講習会への申し込みが4月にあり、進行について先生・トムソン講師・図書館で話し合って、同研究室の研究テーマに即したキーワードを先生から提示してもらい検索手法などを説明することになりました。同研究室では、「薬剤耐性原虫にも有効な新規抗マラリア薬の開発研究」など薬の分子レベルの設計や研究開発を行っています。本講習会に参加した大学院生はWeb of ScienceやEndnote Webの利用をした経験がないとの事だったので、参加した大学院生に実際に自分の研究テーマにそったキーワードを入力してもらい、トムソン社講師がアドバイスする形式でWeb of Scienceの操作について解説を行いました。またEndnote Webについても、「Endnote Webとは何か,ユーザ登録.データベースからの必要文献のインポート,文献の共有方法,引用文献リストの作成」について講習を行いました。全体の流れの中でその都度、受講生からは質問が飛び出し、リラックスかつ真剣な雰囲気で受講できていた感じがしました。講習会の内容としての感想は、概ね有意義でたいへん役立ったとの感想をいただいたが、インターネット講習会の問題点も確認することができました。

1.準備に際して、プロジェクタの接続に時間を要してしまった。
2.音声がタイミングによって割れて聞こえた。最初、VoIP装置のボリュームを最大にしていて音声が割れて理解できなかった。VoIP装置の音量を下げると多少聞きやすくなった。
3.こちらの質問をゆっくりハキハキと話さないと講師に通じなかった。
4.講師から受講側に操作権限を切り替えてからのWebEx画面操作で一部わからない点があった。
5.受講生から1回の受講だけでは理解が難しいので、初回は導入・説明を受けてしばらく利用してみて、2・3回目で質問会をしてもらいたいとの要望が寄せられた。

5.については、受講する側についてはWeb of Science/Endnote Webともに実際に使って体感してみないと理解できない部分もあると思うので生の声として対応していきたい。とにかく実施例から経験と検証を重ねて、安定してインターネット講習ができるように改善をすすめます。